「母なるもの」

「母」と「母なるもの」は違うものと思います。「母なるもの」は子どもを育てていくうえで,必要欠くべからざるものと思いますし、子どもが小さければ小さいほど大切なもの。「母なるもの」を通して、この世に安心を感じ,生きていく意欲が育っていくと思います。しかし「母なるもの」は「母」だけにあるのではなく、どんな人の中にもあるもの。

私が思う「母なるもの」は、まずは「暖かく見守る」、「評価しない、ジャッジしない」こと。みんなが自分の中にある「母なるもの」を少しだけでも周りに注げば、ずいぶんと優しい社会になるのでないか。

ベビーカーで地下鉄に乗るのは是か非か、という問いが投げかけられこと自体、優しくない社会になってしまったなと、少し悲しくなります。    (定森 露子)