もう一度トルコに行きたい

 
世界がまだ今より平和だった頃、大学生だった娘と二人でトルコに行きました。(個人手配)アタチュルク空港に夜中に着き、現地ガイドがイスタンブールのホテルまで送ってくれ、不安だけど2人だけでチェックイン手続き。しかし、フロントは娘のパスポートを見て、これはちょっと問題がある・・・と言いたげに首かしげる。何??今ここで??ガイドいないし・・!!と、動揺してたら、フロントはなぜかにっこり!!しばらくしてから、やっと、冗談ということがわかり、ほっとしたのが、旅の始まり。

インチキ現地ツアーに参加したり(これはこれで楽しかった)、大雪にであったら街中で男の人達が勤務中なのに雪投げしてたり、通行人にぶつけたり!!
どこにいっても、緩くて、冗談にあふれ、楽しい空気が漂っていました。旅行の最後の空港での搭乗者待合に入るところでのチェックでも、女性の警官?から例のきつい冗談があり、一瞬びっくりはしたものの、慣れていたので、笑ってやりかえし、帰国しました。また行きたいとずっと思っていましたし、行くつもりでもあり、行けそうでした。

しかし、もう行けないな、命かけられないなと先日のトルコの空港でのテロ事件をみて思いました。もうあんな楽しくて、穏やかで、緩い空気は流れていなさそうで、残念です。旅行の楽しさは、その土地の「人」「空気」あってこそ、ですので。
世界中から「楽しさ」「笑い」「冗談」がどんどん消えてきてしまっているようで、本当に寂しい。「思い出」で笑うしかないです。    定森露子

(写真はイスタンブールで買った、タイルの本の表紙)