偶然と必然(1)

私たちは死ぬまでの間、予測不可能な日々を限定された範囲で自由選択的にその都度何かを決定しながらも、その結果については、自分の運命として受け止めざるを得ない存在とホロニカル心理学では考えます。

自己決定を迫られる状況は、予測不可能で偶然といえますが、自己決定後は、すべては必然の出来事になるといえます。

予測不可能な偶然との出あいの中で、自己が何かを自己決定するかにおいて、自己による自由意志が働くと考えられます。