自己と現実主体(我)

自己は、現実主体(我)を超越したものであり、現実主体(我)は、現実主体を超えた自己を無限に実感・自覚していくものといえます。

自己は必ず場所において存在し、の働きを自己自身に映しつつ、場の働きを映された自己は、場所に働きかけます。こうした自己をホロニカル心理学では、場所的自己と概念化しています。

場所なき自己は、考え出されたものであり実在するものではありません。実在するのは場所的自己です。場所的自己の直接体験を現実主体(我)は実感・自覚し続けてるのです。