ホロニカル主体(理)(4):分別の識別基準

ホロニカル主体(理)は、唯一無二の出来事から、同型反復するパターンを抽象的に分別する時に働く識別基準のことです。

無機物レベル、動・植物レベル、人間レベルで働きます。

あらゆるホロニカル主体の源は、「それ(IT)」です。

多層多次元にわたる現象世界は、無分別相の「それ(IT)」の差別相のことであり、無分別相と差別相は、相対立しながらも同一にあるといえるのです。

潜在的な永遠普遍の無差別相である絶対無(空)が、顕在化した差別相が、この世の現象世界と言えるのです。