脳と“こころ”(6):動かし、動かされる

脳が、“こころ”の現象を作っているのではなく、“こころ”によって脳は動かされ、動かされた脳が、新たな“こころ”を創り出していると考えられます。

“こころ”をめぐって、動かし、動かされる関係が、何かや誰かと、共時的に共鳴・共振しあいながら、新たな関係を創り出すために、脳が創られてきたと考えられるのです。

“こころ”が脳によって一元論的に説明できるとする考え方には、無理があるのではないでしょうか。“こころ”と脳は、非二元論的関係にあるのではないでしょうか。

ホロニカル心理学では、“こころ”と脳の非二元論的関係に注目しています。