
情報技術の加速度的な進化と共に、インターネットを通じて、世界レベルでの価値観の多様化や多元化社会が到来しています。このようなインターネット社会では、多くの人々が自身の固有性と他者との差異性に日々揺さぶられ、苦悩することになります。それだけに、異なる価値観を持つ人々が、良好な対人関係を築くことができる生活の場の確保が、これまで以上に重要な課題となっています。
みんなと違う自分を感じながらも、みんなのいる場にあっても、安全で安心できるような共生的共創を可能とする場づくりです。
人々は、このような場を得ることで、内界に閉じこもることなく、外界の他者と激しく対立することなく、内的世界と外的世界を適切に統合していくことができます。