不一不異

AIで作成

子ども時代の私と今の私は、一致せず同じではありません。しかし、私という存在においては同一人物です。矛盾していながら同一です。時の進み具合をもっと短縮すれば、さっきの私と今の私は厳密には全く同じではないのですが、やはり同じ私であることは確かです。

同じ入道雲を隣同士の人が見たとします。このときAさんは入道雲に対して真夏を感じます。しかし、Bさんは雷雨を予感します。Cさんは入道雲のメカニズムを思い浮かべます。このように同一の入道雲に対して、各自が異なる入道雲を見ます。

こうした関係は、仏教でいう「不一不異」です。

よくよく見ると、そこら中が「不一不異」です。
西田哲学でいえば、「矛盾的自己同一」です。