自己と世界の出あいの不一致・一致をめぐる複雑な生成消滅パターンは、観察主体と観察対象
(自己と世界)の複雑なパターンとなって、自己自身の中に個別的自己と自己超越的自己をめぐる多層多次元な自己と世界を形成していきます。
この時、極限のミクロレベルでは、現代物理学的には量子レベルの領域が考えられます。量子レベルの振る舞いが、原子、分子、細胞レベルやよりマクロの層や次元の自己や世界の形成に影響を与えていると考えられるのです。
しかも極限の量子レベルでは、粗大なレベルでのニュートン力学的因果論によるパターンとは異なり、一瞬・一瞬の量子論的な情報ネットワークによる生成消滅によって、自己と世界の生成消滅を創り出していると考えられているのです。
ひょっとすると、量子レベルのような極限的層や次元において、自己と世界がより一致に向かうような自己組織化を促進するような根源的な働きがあることがいずれ解明されてくるかも知れません。