倫理(4):実践即理論即倫理の臨床心理学の立場

臨床心理学は、“こころ”の探究の中で、最低、生きづらさが、より生きやすくなる道を発見・創造することに寄与するものでなくてはなりません。

そのためには臨床心理学の理論は、実践即理論といえるものでなくてはなりません。実践を離れての理論は考えられません。臨床心理学の倫理も実践即理論にその基礎を求めなければなりません。しかも理論や倫理は、ただ形式論理的に演繹的に考え出されるのではなく、帰納と演繹の交錯する直接体験において、その確実性と明証性を直観的に実感・自覚を深めていくことができるようなものでなくてはなりません。