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ホロニカル心理学でいう自覚とは、自己と世界の不一致・一致のある出来事を実感した内我の直接体験を、外我の内省により外我が内在するホロニカル主体(理)の体系に統一し意味づけることを意味します。
西洋の近代的な自我も重視しますが、これは何事につけ、外我による意識化が重視されていることを意味します。理性や知性が感性的なものより重視されます。しかし、それに対して、ホロニカル学では、内我による直接体験の直覚や、外我や内我が無となって直接体験そのものに覚醒することも、識化を共に重視する立場から、直接体験の「実感」とその「自覚」を大切にします。
絶対的真理の論理的に出す哲学でもなく、内省的体験の極致に絶対的主体に救済を求める宗教でもなく、個の直接体験に「実感」と「自覚」に基づいて自己と世界の「一致と不一致」にあって、少しでも両者の一致を求めるのがホロニカル心理学の立場です。