粒子

素粒子の軌跡

現代物理学は物質の構成要素を、かつて考えられていた究極の剛体の粒子のイメージに代わって、場の量子論に示されるように、粒子と粒子が互いに衝突したりしながら絶えず変容する相互連関的な働きとして描き直しはじめています。粒子そのものの振る舞いが、他の粒子との相互作用として刻々決定されるものとして理解されはじめているのです。

それだけで独立して振る舞っているものは世界のどこを探しても一切実在せず、すべての出来事は、他の出来事との相互連関によって不断に変化する動的プロセスとして理解され直されます。