世界

 

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自己は、かけがえのない唯一の個物として振る舞おうとする一瞬・一瞬において、もともと世界と無境界の関係にあった世界を、対象世界として非自己化します。

自己も万物からなる世界も、その根源において、同じ無境界一体の関係にありますが、しかし自己が自己として、かけがえ無き存在として自律的に振る舞おうとする瞬間、自己は自己以外のものを非自己化するしかないく、そこにもともと一体だった世界をあたかも自己外の世界として世界を感じるようになるといえるのです。

自己と世界は、一の関係にありながらも相矛盾し対立する関係にあるといえます。

日本の哲学者の西田幾多郎は、大燈国師の「億劫相別而須臾不離 盡日相対而刹那不対」を引用しながら、「絶対矛盾的自己同一」という概念について触れています。