※「IT(それ)」は,2024.11.20以降、「それ(sore)」に統合されています。以下のブログは、統合前のものです。
「IT(それ)」は、窮極の理です。大乗仏教のいう「空」に相当します。
華厳思想の「理」と同じです。哲学的には「絶対無」に相当します。井筒俊彦の言葉を借りれば、「絶対無分節者」です。
「IT(それ)」 は言詮不及で言語道断です。しかし古来、「IT(それ)」は、それぞれの時代の歴史・文化の枠組みの中で、さまざまに異なる形で捉えられ、表現されてきました。捉え方や表現が異なるのは、それぞれの歴史・文化がもつ言語体系が異なるためです。ホロニカル心理学でいうホロニカル主体(理)という事物を識別するときの基準が、それぞれの歴史的文化の中で異なるためです。
ホロニカル主体(理)は、本来、恒常不変の絶対無を、識別基準にひとつひとつ分節することによって、そのまま重々無尽の出来事からなる現象世界となって私たちの前に一挙に立ち顕れることになるのです。