自己と世界の縁起的包摂関係:観察主体と観察対象への注目

ホロニカルアプローチは、観察主体と観察対象の関係自体に注目します。そのポイントは次のとおりです。

ホロニカル関係
ホロニカル・アプローチでは、部分と全体の関係を「ホロニカル関係」として捉えます。
部分は全体を包摂し、全体は部分を包摂します。この関係は自己と世界にも適用されます。
部分と全体の関係は、多即一、一即多の関係であり、自己組織化を通じて複雑な世界が形成されています。

観察主体と観察対象の不確定性
観察主体は観察を行う人、支援者や研究者自身を指します。しかし、観察しようとする行為は観察主体の心的状態に影響を与えます。観察主体の意識が観察対象に影響し、逆もまた然りです。

自由無礙の俯瞰
観察主体が、内的世界と外的世界の両方を扱う柔軟性を持つことを重視します。
自由無礙の俯瞰は、極小のミクロから極大のマクロまで含む視座から対象を観察することを指します。自由無礙の俯瞰は、自己と世界のホロニカル関係を深め、自己組織化を促進します。

今・この一瞬がすべて>
生成消滅する無限のミクロから無限のマクロまでの全てが、今・この瞬間に含まれています。自己と世界の不一致・一致の繰り返しによって、新たな秩序が生まれています。ホロニカルアプローチは、自己と世界の関係を深く理解し、新たな視点から人生を創造する手助けとなります。