
自己を中心にした世界を考えるか、自己を越えた世界(宇宙)を中心にした自己を考えるかでは、まったく異なる世界観や生き方になります。
こうした自己と自己超越なるものとの関係の捉え方の差異は、時代精神や民族意識の違いとして知らず知らずのうちに自己意識に反映されます。
少なくとも日本では、自己を越えた世界を中心とする考え方から、自己を中心にした世界へと人々の意識が変化してきたと思われます。
ホロニカル論では、自己という部分は、自己超越的全体を自己内に包摂しつつ、自己超越的全体にも包摂されていると捉えます。こうした捉え方は、西洋の論理では掴みにくく、東洋の論理(華厳思想)などでは出てくるパラダイムです。