共創とは(1):ホロニカル心理学の立場

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ホロニカル心理学に基づくホロニカル・アプローチは、心的な苦悩を単なる障害や病理として捉えるのではなく、それを通じてより豊かな人生を発見・創造していくための枠組みを提供する心理社会的支援法です。

このアプローチでは、被支援者が抱える具体的な困難や生きづらさを「外在化(可視化)」することから始めます。そして、被支援者と支援者が共同研究者のような協働関係を築きながら、「より生きやすい人生」のあり方を、共に発見し共に創りあげていきます。

このプロセスのなかで、被支援者と支援者が互いの“不一致”の緊張に直面しながらも、それを契機として“一致”を求め合い、共創的関係へと移行するとき、その場には、個同士の差異や対立を超えた相補的な一なるものをめぐる協働関係が構築され出し、単なる二者の総和を超えた、新たな全体的な人生のあり方を創発することができます。差異や対立という不一致を超えて、ともに包み合うような同じ一を共有する統合的関係が、そこに生まれてくるのです。個と個の関係が、一致する場における不一致としてホロニカル論的に統合されるのです。