観察することは創造すること:主客を超える世界との関わり

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観察主体と観察対象は、不可分一体の関係にあります。主観を離れた客観はなく、客観を離れた主観も存在しません。

私たちは、世界から独立した存在ではなく、必ず世界内の存在として生きています。したがって、世界を観察する際、完全な客観性を持つことは不可能であり、私たちの意識がある限り、観察対象となる世界も私たちの主観に依存しています。

私たちは、自らの認識の枠組み(ホロニカル主体:理)に従って世界を観察し、その枠組みの中で世界を創造的に再構成しています。例えば、大人にとってのパソコンは「道具」であり「作業の手段」ですが、赤ん坊や動物にとっては単なる物体にすぎません。これは、認識の枠組みが異なるためです。

さらに、私たちは単なる観察者ではなく、世界の創造に関与する存在でもあります。私たちは観察によって世界を理解し、その理解をもとに新たな世界を創造し、いずれはその世界へと還るのです。

観察行為とは、新たな世界の創造に関与する行為であり、観察者自身も変容します。究極のリアリティとは、主客の区別なく、不断に創造される世界そのものです。見るものと見られるものが一体となり、変容を続ける世界こそが真のリアリティといえるのです。