
人々が適切な場を作り出すと、個々の働きを足し合わせた総和以上の力が場全体に創発され、場全体が集団として自己組織化されていきます。この自己組織化現象は、場に居合わせた人々に再び影響を与え、新しい自己が自己組織化されるという自己言及的なサイクルを形成します。
しかし、このサイクルが成立しない場合、個々の人の集合は集団とはならず、離散してしまいます。また、組織化された集団も新たな集団を自己組織化する力を失うと、集団は解体に向かいます。個と個、個と集団との関係に創造的なホロニカル構造が形成されない場合、場は統合化をもたらさず、離散や解体へと向かうのです。