
ホロニカル心理学では、「精神現象と物質現象の独立性」というのは、外我が内在化するホロニカル主体(理)によるパラダイムの一つと考えます。同様に、「すべては精神現象」とする観念論や、「すべては物質現象」とする唯物論も、ホロニカル主体(理)によって形成された根本的なパラダイムの差異と見なします。
しかし、実在する世界は、「精神現象」や「物質現象」といった名や概念によって識別される以前において、私たちが直接触れている世界です。人が多層多次元にわたって識別し、法則性を持って理解する世界は、すべて言詮不及の私たちが直接触れている世界を知的に再構成したものと言えます。