非連続的に連続する時間

AIで作成

過去・現在・未来と、時間が直線的に連続しているように見えても、実は、瞬間と瞬間の間には絶対的な断絶があり、瞬間がすべてであり、一瞬・一瞬が独立しているという考え方があります。

量子力学も、非常に小さな時間単位で断続的に進むと考えているようです。

哲学者の西田幾多郎は「非連続的連続」する時を、「永遠の今」という「今ここ」という瞬間として捉えています。一瞬・一瞬が非連続的に連続し、「過去は過ぎ去った現在であり、未来は未だ来たらざる現在」と考えます。瞬間は過去を包摂する新たな瞬間となり、新たな瞬間は未来を包摂しています。

日本の曹洞宗の開祖、道元禅師は「有時(うじ)」という概念を通じて、時間と存在を一体的に捉え、「現在はいつも現在である」と述べました。

内我レベルでは、永遠の今というべき瞬間が、瞬間的に過去となって、永遠の今に包摂され、かつ同時にいずれ未来の永遠の今の瞬間を包摂しながら今この瞬間という空間的出来事を決定しています。それに対して、外我は、そうした永遠の今の非連続的連続の流れを、過去ー現在ー未来という人間が創り出した時計に基づく直線的時間として認識するようになります。

一瞬・一瞬の創造不断の非連続的連続の時の感覚は、人に無常の時の流れの感覚をもたらします。