怨念の扱い方

沖縄の海

「殺したいほど憎らしい」「一生怨み続けてやる」「すべてを破壊してやる」など激しい怨念を抱く人ほど、誰かにそのような激情を抱くように至った経緯を受容され理解されない限り、なかなか自力では激しい情念の炎の世界から抜け出すことは難しいものです。また周囲が救いの手を差し伸べようとしても、こんな激情を抱く自分など誰もが自分を軽蔑し恐れるに違いないと、自ら決め込み自ら救われる機会を破壊してしまうものです。

しかしながら激情する当事者を前にする多くの人が、実際のところ、真のその苦悩を受けとめられるようになるには相当の修練が必要となるのもまた事実といえます。

ホロニカル・アプローチでは、被支援者の激情の意味を分析したり、解釈したり、批判しなりするのではなく、安全かつ安全できる場で、激情そのものを共に抱え込めるような共同研究的協働関係を構築することを、まずは重視しています。