心理・社会的支援においては、感情や思考に焦点化した対話による対応だけでは限界があります。身体的自己や場にも焦点化し、安全、安心で信頼できる自己と世界の出あいの構築を目指して、非言語的な直接体験や場の変容も積極的に扱うことが大切となります。
効果的な心理・社会的支援方法の研究も、面接室 、診察室、研究室、実験室だけのデータにこだわっていてはいけません。日常生活の複雑な場の複雑な要素の絡み合いに注目しながら有効な支援法を生み出して行かねばなりません。
面接室、診察室、実験室での研究はそうした複雑な場でのデータに基づくものでなければなりません。