ホロニカル・アプローチにおける「自由無礙の俯瞰」とは、ある出来事を観察対象とし、無限のマクロの球の立場から観察するとともに、無限のミクロの点の立場から観察し続けることです。
無限の俯瞰によって、観察主体と観察対象の組み合わせによって生じる多層多次元にわたる現象世界が、あらゆる部分と全体の関係が縁起的包摂関係(ホロニカル関係)にあることの実感・自覚を促進することができます。
そして、こうした縁起的包摂関係の実感と自覚の深まりは、やがて絶対無分別の世界と重々無尽の分別の世界が、一即多・多即一の関係にあるという体験をもたらすことになります。