創発とは、さまざまな要素の相互作用によって、各要素の総和以上の新しい秩序が自律的に自己組織化されてくる現象のことです。
宇宙自身、そしてこの宇宙を構成するあらゆる事物は、創発現象によって複雑で高次な秩序を自己組織化してきたと考えられます。
ホロニカル心理学でも、“こころ”も創発現象によって多層多次元にわたる高次で複雑な秩序を自己組織化すると考えています。
“こころ”とは、“こころ”という独立自存的に存在する実体としてあるわけではなく、多層多次元にわたる重々無尽の世界に「なるもの」としてあるわけです。
“こころ”とは、「存在としてある」ようなものではなく、「生成消滅の働きとしてある」のです。