自己組織化(8):多層多次元にわたる自己組織化

自己組織化の概念を自己に適用すると個性化と言い換えられます。

よりミクロな単位の個物の自己組織化(個性化)は、よりマクロな位相の自己組織化(個性化)の働きを包摂しながら変容し、よりマクロの位相における自己組織化(個性化)は、ミクロな単位における自己組織化(個性化)の働きを包摂しながら変容します。

個性化は、自己という自存自律する存在の単位だけでは捉えがたく、自己の内と自己の外との関係のうちに成立し、多層多次元なそれぞれの位相との自己組織化と重層的な入れ子状の関係を形成しながら促進されていると考えられるのです。

自己とは、多層多次元にわたる関係性の中で自己組織化(個性化)する出来事といえるのです。