“こころ”が専門家

臨床心理士公認心理師は、自分たちが“こころ”の専門家ではなく、“こころ”が専門家であることを実感・自覚する人であるこが求められます。

この考え方の背景には、“こころ”は個々の経験や環境の中で自己組織化し、ダイナミックに変化・適応する能力を持つというホロニカルな視点があります。つまり、“こころ”は単なる心理的メカニズムではなく、実際に専門家として機能し、自らの現象を生み出しながら、個人や社会との関係性を構築する存在なのです。

また、“こころ”が専門家であることを理解するために、観察主体と観察対象の関係性や、共創的な視点を重視します。専門家は、“こころ”を解釈するのではなく、“こころ”に学び、それと対話しながら理解を深める役割を果たすことが求められるのです。