呼吸について(2)

痛み・不安・絶望と一緒に、ふと深くゆっくり呼吸をすると、自ずと身体が回復を求めて出し、少しずつ波を繰り返しながらも、やがて痛み・不安・絶望が、少しは和らぐことがあります。このとき、ホロニカル・アプローチでいう「ただ観察」のポジションを取ることが大切です。

このとき、痛み・不安・絶望を取ろうとするのではなく、痛み・不安・絶望と共に呼吸にすべてを合わせるのがポイントです。

無批判・無評価・無解釈の態度でもって、「ただひたすら」、痛み・不安・絶望とともに、深く呼吸をし続けていくのです。必ず和らぐということはありませんが、場合によっては、やがて柔らいでいくことがあります。心的な葛藤や問題が身体的に転換されているときなどには、変容が起きやすくなります。