俯瞰の意味

自己を「是」と考え、他者を「非」と考えるのは、自己が自己自身に執着するからであり、執着すればするほど自他の対立の魑魅魍魎の世界に苦悩することになります。

しかしながら自己に執着することを諦念し、自己と他者をも含む自己を超越した天空の立場から苦楽の人生を自由無碍に俯瞰することができれば、苦はあるがままに天空によって包摂され統合されやすくなります。

自由無礙の俯瞰は、苦楽の両極を含む一切合切を包摂し、すべてをあるがままの世界として統合していくのを可能にします。