絶対的なるもの

絶対的なるものは、絶対的なるもの自身を否定するものでなければなりません。そうでなければ絶対的なるものとはいわれません。

絶対なるものは完全なる実体ではなく、自らを否定しながら、自らでありえるものといえます。

そのようなものとは、絶対無(空)と考えられます。そのようなものとは、“こころ”といえます。

ホロニカル心理学では、個々の意識や自己のあり方を単独の現象としてではなく、より大きな関係性のなかで捉えます。自己とは、外的世界との相互作用を通じて形成される動的な存在であり、内外の影響が絶えず循環する中で、常に変容し続けます。そのため、心理的な成長や深化は、閉じた内面の探求に留まるのではなく、広がりの中で展開されるものと考えられるのです。