マインドコントロールとは

対話が成立せず、対立、不一致、違和感を抱くこと自体を否定するような場には、マインドコントロールによる支配原理が密かに働いていると考えられます。

ホロニカル心理学の視点から見た「自己」は、単なる個人ではなく、環境や人間関係のダイナミックな交差点に位置する存在として捉えられます。このアプローチでは、私たちの心的プロセスを「」の概念で理解し、その場において、自己と他者が不一致と一致を対話の中で繰り返す中でこそ、適切な自己が自己組織化されると考えます。不一致なきところは、自己を失うことにうも匹敵することといえます。

個々の悩みや困難は、たんなる個人的な問題ではなく、全体的な文脈の一部として理解していくことが大切になります。対話こそが個人が主体的に自己を変革しつつ社会的な調和を目指すための基盤を提供しているのです。

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