開かれた対話(4)

AIで作成

オープン・ダイアローグは、精神療法の世界に画期的な変化をもたらしてきています。日本語にすれば、「開かれた対話」です。

ホロニカル・アプローチも、心理社会的支援において同じような「開かれた対話」の成立を目指してきました。「開かれた対話」が成立している場では、内的対話と外的対話が共に促進されています。内的対話とは、自己と自己自身の間での新たな意味の生成です。それに対して外的対話とは、自己と他者との間で行われる新たな意味の生成です。

外的対話が人と人の間のコトバを通じた意味の交換である限り、そこでは、コトバ自体の新たな社会・文化的な意味づけの模索がなされます。このとき、お互いに新たなコトバの意味の創発現象が自発自展している限り、開かれた対話が成立しているといえます。新たな意味の創造なき会話では、一方的な意志の伝達か、混乱をもたらしているだけです。

外的対話は内的対話に影響し、内的対話は外的対話に影響します。外的対話に影響しない内的対話は、新しい言葉の社会的な意味を生成せず、モノローグ的になります。また内的対話に影響しない外的対話も、新しい言葉の社会的意味生成をもたらしません。

新たな意味の発見と創造が自発自展している場では、「開かれた対話」が成立しているといえます。