根源的対立:“私”と”世界”のせめぎ合い

AIで生成
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根源的対立とは、単なる個人間の衝突や、個人と社会、あるいは社会と社会の争いにとどまらず、その背後にある自己と世界の関係の根本的な緊張関係に由来すると考えられます。

自己と世界は、ともに絶対無という同一の根源から立ち顕れた存在でありながら、自己は自由を求めるあまり、世界と対立する存在として振る舞います。その一方で、自己は対立する世界と再びつながろうとする深い欲求を抱えています。

一方で世界もまた、自己の自由に制限を加えようとし、自己を包み込み、吸収しようとする力として働きます。

こうして、自己と世界の間には絶えず引き合いと押し戻しのせめぎ合いが生じます。このせめぎ合いこそが、根源的対立の本質であるといえるのです。