ホロニカル主体(理)(3):メタ認知な主体

※「IT(それ)」は、2024.11.20以降、「それ(sore)」に統合されています。以下のブログは、統合前のものです。

ホロニカル心理学で概念化しているホロニカル主体(理)は、単なる数理的記号とか宇宙の理法や天則、法理といった形而上学的な論理的理法としての側面を持つだけではなく、現実主体をより高次なレベルで自己組織化するメタ認知的な主体といえます。

また、慈悲深いとか、苛烈とか、支配的とか、批判的とか、創造的といった情的側面をも持ち、人間において最も発達した内在的特性といえます。

人間は、ホロニカル主体(理)を自己に内在化することによって、内省、分析、理性的統合が可能となっているわけです。

またホロニカル主体は、自己の自己組織化において、超個的な歴史的文化的秩序化を促進する時の理として内在的に作用します。

究極的なホロニカル主体(理)は「IT(それ)」であり、「IT(それ)」は自己と世界の触れあいの直接体験に潜在的内在的に包摂されており、自己の所属する社会の文化・歴史を規定している外在化されたホロニカル主体(理)との間で絶え間ない自己照合が交わされます。その結果、潜在的内在的な「IT(それ)」は、外在化され顕在化されたホロニカル主体(理)と一致する度に、それまでの既存のホロニカル主体(理)を脱統合し続けていきます。