社会的包摂能力(2):あんたは産みさえすればいい、あとは島が育てる

竹富島

児童虐待など不適切な養育への適切な対応能力をもっている社会の特徴は、保護者の保護責任能力の有無に関係なく、社会自らが子どもに対する適切な社会的包摂能力をもっているということです。

適切な社会的包摂能力とは、たとえば、幼子を残したままなんらかの理由で親が不在になったとしても、親自身が、安心して子育てを社会に託することができる社会的養育能力を社会が持っているということです。

ある島の言葉です。「あんたは産みさえすればいい、あとは島が育てる」です。

ホロニカル心理学に基づく、ホロニカル・アプローチは、社会的包摂能力を高めていくような心理社会的統合的アプローチの立場から生まれました。

苦悩を共にし、問題解決を求めて相互支援的包摂関係を構築する「新たな社会的絆の創成(共生的社会の共創)こそが大切なのではないでしょうか?