創造的愛と一瞬の愛

自己と世界の出あい一致ホロニカル体験に伴う恍惚は、愛を育む土台となります。

ホロニカル体験は、年齢や自己意識の発達段階に関わらず、いつでもどこでも誰にでも起きている現象です。

赤ん坊にとって、ほどよい保護者との出あいの一致の瞬間は、世界は天国のように体感されるのです。そして、天国は、保護者との微妙な不一致によって、一瞬のうちに地獄に転じることになります。

こうした一瞬・一瞬の自己と世界の不一致と一致の繰り返しは、自己がその人生を終えるまで続きます。赤ん坊時代には、一瞬・一瞬変化していた世界は、その後、地獄体験と天国体験と頻度の差異に応じて、自己の違い自己にとっての異なる世界のイメージを形成していきます。

そして、自己意識発達を第4段階以降にまで深化させることができた人は、一瞬の愛を超え、人格の触れ合いによる創造的愛の域まで踏み込んでいくことができます。