主体感(1)

※「エス」は、2024.11.20以降、「それ(sore)」に統合されています。以下のブログは、統合前のものです。

 

ホロニカル心理学では、「主体感」を重視します。
「主体感」は、自己と世界の出あい不一致の瞬間に、自己が自己自身及び世界を自己と世界が一致する方向に向けて自己組織化させようとする自己意志の発露の瞬間に自己自身によって体感されます。

自己の主体感は、根源的な自己組織化の生命エネルギーともいえる「エス」によって持たされます。

主体感は主体性とは区別されます。
主体感は自己の意志の発露に伴う体感に対して、主体性とは我(現実主体)による思惟や直覚に基づく意思決定の状態を意味します。

したがって主体性とは、まずは自己の意志による主体感が先行して発露し、現実主体が主体感との自己照合によって意志決定する状態と考えられるのです。主体性の前に主体感が自己に布置していると考えられるのです。

また適切な意思決定とは、瞬時瞬時の直接体験を直観する自己の意志との自己照合に基づくと考えられるのです。