自己の極限の底には、ただ暗闇があるのではなく、むしろ他者を含む世界との出あいがあると考えられます。
自己の底は、絶対的な他者との出会いの場と考えられるのです。この絶対的なる場を万物は共通して持つと考えられるのです。この絶対的なる場を通じて、自他はつながっていると考えられます。
絶対的な場とは、すべての現象世界の生成消滅を司っている哲学で「絶対無」、仏教で「空(くう)」と言われるフィールドのことです。
ホロニカル心理学では、このフィールドを、“こころ”と考えています。
自己を深めていくと、自己が自らの力で生きているのではなく、他者を含む世界との関係の中で生かされていることに気づくのです。