間(ま)を作る

価値の多様性・多元性が加速度的に進む現代社会にあっては、不確実性、曖昧性を心的に抱え込むことのできる間(ま)をもった場所を自己内に作り出していく必要があります。

「間」は、個人内においても、個人内と個人外の場所(他者、社会、世界)との関係においても必要になってきています。

「“こころ”の内と外の行ったり・来たり」の中で、多様性・多元性に伴う不一致によって引き起こされる不確実性や曖昧性の全体を、「今・ここ」に於いて、自由無礙に俯瞰し抱え込むことのできる「間」を作ることが大切となります。

 

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