さまざまな心理療法の智慧をいかにして活かすか

AIで作成

“こころ”の千態万状の現れ方に呼応するようにさまざまな心理療法が成立します。その結果、心理療法の対象も、行動、認知・思考、情動・感情、体験過程、イメージ、夢、トラウマ、対人関係、家族、コミュニティ、高次の精神性など多岐にわたります。

しかし、それぞれの理論や技法は、それなりの効果を示しますが、その効果は得意とする対象領域を少しでも外れると限界を示すことも否定できません。

特定の理論とその理論に裏打ちされた技法というものは、それぞれが異なる独自体系的枠組みを持っています。その結果、必要に応じて適宜いろいろな理論や技法を折衷しようとすると、思わぬ枠組みの相異に遭遇し、クライエントもカウンセラーも一種の心的危機に陥る危険性があります。宗教において、絶対者や神などのイメージや定義が異ると、なかなか相容れることが難しい現実と似ています。

ホロニカル・アプローチは、そうした心的危機を乗り越える実践の中から、既存の心理療法の智慧を統合的な活用を可能とする新しいパラダイムとして創発されました。