
失感情的な人々は、気分や内受容的な感覚が麻痺し、身体的違和感と感情の間のつながりが断たれてしまっています。
こうした人に対しては、まずは身体的自己が「今・ここ」において安全感や安心感を体験できることが必要になります。安全かつ安心できる場で、まずは身体レベルの麻痺反応を解除することが、麻痺の原因探しより優先されます。虐待など常時身体が外界に対して警戒してきた人などは、自分自身の内受容的な感覚を実感することを忘れてしまっているのです。
それが故に、被支援者が、自分の身体感覚が一瞬・一瞬に変化していくことを、あるがままに俯瞰し自分のものとすることができるようになるにつれ、失感情的だった人も、少しずつ感情表現が豊かになっていきます。