共鳴的反射・共振:「全一共鳴」による「無限共振」

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一瞬・一瞬においては、本来、一切合切のすべてが「全一共鳴」のうちに、「無限共振」にあります。自己と世界の出あいの一致のホロニカル体験の刹那においては、誰もが体感している出来事です。しかしほとんどの人は、そうした感覚にたとえ一瞬のうちになっていたとしても、何かを意識した途端、すぐに無意識的領域に忘却してしまう体験だけに、気づかずのままに終わってしまっている現象でもあります。

ホロニカル体験の実感・自覚のためには、自己とか他者とか、自己と世界とか、認識によって識別される直接体験そのものの了解が必要になります。そのためには、が無となり、自己と世界の出あいの一瞬・一瞬に自己自身が開かれる必要があります。

ホロニカル体験にあっては、ミクロの現象として識別される現象も、マクロの現象として識別される現象も、すべての現象が、共鳴・共振のつながりのうちに全一の出来事になります。そして、ミクロからマクロにわたる一切合切の出来事が、共振を契機に、さらなる相互依存性と調和を保とうしながら、できるだけ相互包摂関係(ホロニカル関係)を形成しようと自己組織化していることに目覚めていきます。

自己と世界の出あいは、瞬間・瞬間の非連続的連続のうちにあります。そして各々の自己は、自己と世界の不一致と一致の創造不断の営みの中にあって、自己と世界の関係が少しでもより一致する頻度の確率の向上を求めて、各々の自己の自己組織化を促進しようとしているのです。

人によって多層多次元に識別され分別される世界も、本来、一切合切が無礙(むげ)の関係にあり、全現象界の0ポイントというべき根源的全一の空性の元にあるわけです。

東洋思想は、根源的な実在に対して、決して対象化しえない内在的な所に、「絶対無」を発見し、「無」の思想を深化させてきました。それに対して、西洋思想は、自己と世界の不一致の関係を徹底的に探究し、根源的に実在するものに対して、世界という「有」の思想を育んできたと考えられます。