人生を、生や死から見つめ直してみたとき、
人生を、生きている意味から問い直しはじめたとき、
自分なりの人生や、いろいろな人生があることが明らかになります。
人が、自分自身が自己や世界に対する生き辛さを見つめ直し、より自己と世界が一致していくような道を探し求める結果が、それぞれの人の人生を創造するともいえます。こうして人の命の数だけ、かけがえのない様々な人生の物語があるわけです。
また、ひとりひとりの人生の物語同士が複雑に絡み合いながら、かけがえのない人生が創造されていると思います。
命あるものは、誰もが代替不可能な存在なのです。