ホロニカル・アプローチの特徴

 

マコンデ彫刻

 

ホロニカル・アプローチは、当事者に生きづらさをもたらしている特定の心的内容に焦点化します。しかしながら、特定の心的内容そのものの変容や治療を目的とするのではなく、「問題とする観察主体と問題とされている観察対象(自己及び世界)との関係」が「より一致する方向」に当事者の生きやすさを求めるのが特徴となっています。

より一致する方向」とは、当事者と支援者の協働的関係の構築によって、「観察主体と観察対象の関係」を「自由無礙に俯瞰」することによって可能となります。

“こころ”は、観察主体と観察対象の組み合わせの差異によって時々刻々変化し、多層多次元な顕れをみせます。こうした心的プロセスの特徴を活かしたアプローチといえます。