非一非異

「不生不滅と消滅」とか、「永遠と今この一瞬・一瞬」は、非一非異の関係にあります。「解脱と煩悩」「自己と世界の一致のホロニカル体験と自己と世界の不一致による苦悩」も、すべて非一非異の関係にあります。

「非一非異」は、同一と対立の関係性を超越し、あるがままの全体性を示していあます。

例えば、自己と世界との出あいが一致するホロニカル体験と不一致による苦悩は、「非一非異」の関係性に含まれます。また、時間の観念において、「永遠」と「今この一瞬」が非一非異の「永遠の今」を形成していると考えることができます。

「非一非異」は、対立概念としてではなく、動的なプロセスを通じて自己組織化を促しながら、全体性と個別性を共に包含する重要な鍵となります。この観点から、ホロニカル心理学は、個の成長を支援しつつ、集合的な自己の自己組織化を促進していきます。個性化と真の自己との関係の非一非異の関係を自己組織化していくことになります。