「永遠の今」である「一瞬・一瞬」が、「今・ここ」とい
う「現在」であり、「真の自己」と言われるものと考えられます。
つまり、個人の内的世界と外的世界が、動的に相互作用する中で、自己がその都度再構成されていくと考えられるのです。
「永遠の今」は、時間の流れから切り離された静的な瞬間ではなく、むしろ流動する意識の中で、自己が最も生き生きと存在する場といえます。ホロニカル心理学では、こうした瞬間において、個人は自己の深層構造にアクセスし、外的な価値体系や文化的枠組みを脱構築することができた瞬間に自由になることで、「真の自己」としての感覚を得ると考えています。
この「真の自己」は、固定されたアイデンティティではなく、常に深化し続けるホロニカルな存在です。つまり、自己とは、複数のレベル(身体・感情・思考・関係性・文化)にまたがる多層・多次元的な存在であり、それらが「今・ここ」において統合されることで、瞬間的に「真の自己」が立ち現れるのです。