めのう海岸


5月の連休前半の時の旅の思い出です。
この時期、南から北に山越えていくと、雪、山桜、染井吉野、りんごの花、ふわふわの新緑、かがやく新緑・・・この時期の自然の変化が、たった数時間で楽しめます。贅沢!!

一日目は野沢温泉に泊まりました。懐かしい「温泉街」が健在でした。地元の人が共同で管理している源泉掛け流しの外湯がたくさんありますが、何しろ熱い。「あつゆ」「ぬるゆ」とわけてあるところもあるのだけど、「ぬるゆ」でも60度くらいはあるそうで、蛇口の水をめいっぱい出し、おそるおそる蛇口の水の真下に身を細めてやっと短時間入ることのできた外湯もありました。外湯はとても大切にされているようで、地元の生活に根付いているのでしょうが、あんな熱い湯も入れるようになっていくのでしょうか。

2日目は富山県のめのう海岸のキャンプ場で泊まりました。めのうがとれるということで有名なところで、また夕日の絶景ポイントでもあります。まあお天気だったので、海岸にすわって夕日がしずむのをずっとみてました。少し離れたところで小学生の男の子2人ならんで同じように夕日をみてたようです。「スゲー」「やばい」とときどきつぶやいていました。人間もまだまだ大丈夫だなと、なぜか感動しました。

(定森露子)

※写真は、瑪瑙海岸の石。この中にめのうがあるやもしれず。

※ホロニカルマガジンの「カテゴリー一覧」の「閑談」では、ホロニカル心理学のパラダイムら生まれたエッセイを掲載しています。