客観的態度とは

無我無私の「IT(それ)」が、自由無礙に極限のミクロの点から極大のマクロの球までの全宇宙を俯瞰し総覧することが、これすなわち、全てをありのままを即物的に直観すことに他ならず、もっとも客観的態度といえます。

この時、「IT(それ)」は、全宇宙の外に超越的には存在すると誤解してはなりません。全宇宙の生成消滅の働きそのものが「IT(それ)」です。