無限、無底、永遠、絶対無、空

無限、無底、永遠、絶対無、空といわれるものは、いわゆる西洋の対象論理といわれる理ではその理解に限度があるように思われます。これらのものは了解されるものだからです。腑に落ちるものであるといえるからです。

ホロニカル心理学の用語でいえば、実感・自覚的に了解されるものであって、対象論理では理解に限度があると思われます。

現代人、西洋の対象論理を身につけるようになりましたが、対象論理だけでは理解の限界がある世界があることも忘れてはならないと思います。

ホロニカル心理学では、観察主体と観察対象不一致となって分かれた瞬間、主観と客観の世界が識別され、観察主体と観察対象が一致となった瞬間(ホロニカル体験)に、主客合一の融通無碍の世界になると考えています。

前者は西洋思想の根柢にあり、後者は東洋思想の根底にあると考えています。