世界

世界は「ある」のではなく、時々刻々と「創り出されているもの」といえます。

世界とは、絶え間なく生成消滅を繰り返しているすべてのことです。こうした森羅万象を離れて何処かに客観的なものとしてあるものではないと考えられます。

一瞬の出来事が一瞬の出来事に対して、自己言及的自己再帰的に非連続的に変化していく無常そのものが、世界と呼ばれるものと考えられます。